
暗号資産業界で長らく噂されていた話がついに現実となった。米証券取引委員会(SEC)がリップル(XRP)に対する訴訟を取り下げたことで、XRP価格の上昇が見込まれている。ただし、現在進行中のプレセール銘柄の中には、2025年にXRPを上回るパフォーマンスが期待されるものもある。
以前からSECがリップルに対する訴訟を取り下げるとの観測が広まっていたが、ついにそれが公式に確認された。タイミングとしても、暗号資産市場全体が回復基調にある中での発表であり、XRP投資家にとっては朗報となった。過去7日間でXRPは5%以上の価格上昇を記録している。
XRPは成長が見込まれるが、注目のプレセール銘柄の方が投資妙味あり
XRPの成長が見込まれるのは確かだが、それ以上に魅力的な投資先が現在のプレセール市場に存在している。特に注目されているのは以下の4つの銘柄で、これらはXRPどころか市場全体を上回るパフォーマンスを見せると予想されている。
- Solaxy(SOLX)
- Bitcoin Bull(BTCBULL)
- Mind of Pepe(MIND)
- SpacePay(SPY)
以下、それぞれのプロジェクトの特徴を紹介する。
Solaxy ― ソラナネットワークを救うプレセールトークン
仮想通貨において成功の鍵となるのが「タイミング」である。Solaxy(SOLX)は、ソラナ(Solana)ネットワーク初のレイヤー2(Layer 2)ソリューションとして登場したミームコインで、拡張性が求められる絶妙な時期にローンチされた。
2024年におけるソラナの急成長は市場に好感されたが、トランザクションの失敗や混雑といった問題も浮上している。Solaxyはこれらの課題を解決すべく設計された将来性のあるネットワークであり、すでにプレセールでは2,770万ドル(約41億円)以上の資金を調達している。
Bitcoin Bull ― ビットコイン高騰でBTC報酬を配布するミームコイン
投資家にビットコイン(BTC)報酬を提供すると公言するプロジェクトは、多くの注目を集める傾向にある。Bitcoin Bull(BTCBULL)はまさにその代表例であり、BTCの100万ドル(約1億4,900万円)到達をテーマにしたミームコインだ。
一定のマイルストーンを達成するごとに投資家にはビットコイン報酬が配布され、さらにトークンの一部がバーン(焼却)される仕組みになっている。これにより、保有トークンの価値も高まる。現在のプレセール調達額は400万ドル(約5億9,600万円)に達している。
Mind of Pepe ― 未来を感じさせる革新的なAI×ミームコイン
Mind of Pepe(MIND)は、AI技術とミームコインを融合させた革新的なプロジェクトであり、将来性に対する期待値が高い。特筆すべきは「自己主権型AIエージェント」という技術を採用している点である。
このAIは自らウォレットを管理し、dApps(分散型アプリケーション)とやり取りを行い、X(旧Twitter)やTelegramを通じてその人格の進化を観察することも可能である。また、年利298%という高いステーキング報酬も魅力だ。これまでにプレセールで750万ドル(約11億2,000万円)を調達している。
SpacePay ― 仮想通貨での支払いを日常レベルに引き上げるプロジェクト
現在、法定通貨が仮想通貨に対して持つ最大の優位性は、POS(店頭決済)での利便性である。仮想通貨で支払うには取引所を経由する必要があり、時間がかかるという課題があった。SpacePay(SPY)はこの問題に対する解決策を提供する。
SpacePayは、POS端末を通じて仮想通貨での即時決済を可能にすることで、加盟店のオペレーション効率を高め、仮想通貨ユーザーの支払いをより手軽にする。また、これにより小売業者にとって新たな顧客層の開拓も可能となる。
まとめ
以上のように、2025年にはリップル(XRP)の成長が期待される一方で、それを上回るリターンが見込まれる仮想通貨プレセール銘柄が複数存在している。XRPで堅実なリターンを狙うのも選択肢の一つだが、より爆発的な成長を求めるのであれば、これらのプロジェクトに注目する価値は十分にある。
