Solana価格が11%上昇、専門家は仮想通貨 プレセール中の新興暗号資産「Solaxy」に10倍の可能性を指摘
Solana(ソラナ)の価格は過去24時間で11%以上上昇し、米東部時間22時16分時点で115.73ドル(約17,400円)で取引されている。投資家の間で同暗号資産への買いが加速していることが背景にある。 この価格上昇は、暗号資産市場全体の8%の回復と一致しており、Bitcoin(ビットコイン)は81,000ドル(約1,220万円)を回復、Ethereum(イーサリアム)も13%以上上昇した。 Solana価格、レジスタンス突破を試みる GeckoTerminal) データプロバイダーGeckoTerminalによれば、Solana価格は現在、118.64ドル(約17,800円)のレジスタンス(上値抵抗線)を突破しようとしている。この技術的な壁を超えれば、短期的には133.50ドル(約20,100円)への上昇が視野に入る可能性がある。 一方で、118.64ドルの水準で反落した場合は、Solana価格が後退し、直近のサポート(下値支持線)である106.68ドル(約16,000円)を試す展開も予想される。この水準を下回ると、売り圧力が強まった場合には97.26ドル(約14,600円)まで下落するリスクもある。 テクニカル分析はSolanaの上昇継続を示唆 4時間足チャートのテクニカル指標を見ると、Solana価格は今後数時間でさらに上昇する可能性がある。具体的には、相対力指数(RSI)と移動平均収束拡散法(MACD)が強気のシナリオを示している。 過去24時間でRSIは中立ラインの50を上回り、買い手が売り手を上回ったことを示唆している。直近ではやや下落しているものの、依然としてRSIは50を上回っており、上昇の余地が残されている。 RSIが中間値の50台にあることは、Solana価格が「買われ過ぎ」の水準に達する前に、まだ上昇余地があることを意味している。加えて、MACDラインがシグナルラインを上回り、その差が拡大していることからも、上昇モメンタムの強まりが読み取れる。 トレーダーがこのMACDとRSIのシグナルに基づいて動けば、Solana価格は近く118.64ドルのレジスタンスを上回る可能性がある。 なお、Solanaのテクニカル指標が強気を示す中、投資家の注目はレイヤー2暗号資産Solaxy(SOLX)のプレセール(事前販売)にも集まっている。 YouTubeの人気チャンネル「99Bitcoins」(登録者数72.5万人)によれば、SOLXはローンチ後に10倍の上昇が期待されているという。 Solana、過去最大のアップグレードへ Solanaネットワークは、SOLベースのミームコイン(ネット上のネタや流行を元にした暗号資産)ブームにより、高い混雑状況が続いている。年初には米国大統領までもが自身のトークンを発行するなど注目を集めたが、トラフィックの過多によりレイヤー1であるSolanaネットワークが再び停止する懸念がある。 この課題に対処するために登場したのがSolaxyだ。同プロジェクトは独自のサイドチェーンとレイヤー2スケーリング技術を通じて、Solanaのインフラにかかる負荷を軽減することを目指している。 Solaxyは、Solanaのメインネット上ではなく、自身のブロックチェーン上でSOLの取引を処理し、まとめてからSolanaに送信して最終的な検証を行う。この方法はEthereumエコシステム内でも既に実績があり、トランザクション速度を落とさず、手数料を増やさずに処理能力を向上させる方法として知られている。 さらにSolaxyは、SolanaとEthereumのブロックチェーンを接続するブリッジ機能も提供予定で、Web3プラットフォームの進化にも貢献する。これにより、ミームコインや分散型アプリケーションの開発者にとって、より柔軟で強力な環境が整う見通しだ。 SOLXは、今後この両ブロックチェーン間の主要な取引レイヤーとして位置づけられることになる。 投資家の期待高まるSOLXの将来性 ...