スマートコントラクトプラットフォームのソラナ(SOL)は15日、トランプ前大統領が自身の公式ミームコインをソラナブロックチェーン上で発行したものの、2024年の価格上昇率はわずか1%にとどまっている。
ソラナの技術的分析
ソラナの価格は170~175ドル(約2万5500円~2万6250円)の重要なサポートレベルに接近している。従来の市場では、史上最高値から35%の下落は暴落と見なされるが、暗号資産(仮想通貨)市場ではより大きな価格変動が一般的だ。
日足チャートでは、価格は依然として選挙前の終値を上回っており、トランプ氏の親仮想通貨的な政策姿勢を考慮すると、これ以上の下落は考えにくい状況となっている。
ソラナの価格下落と課題
過去14日間で、ソラナは8.0%の下落を記録した。これはミームコイン市場の低迷と連動しており、特にPump.funのようなミームコイン発行プロトコルがネットワークの取引量の大部分を占めていることから、その影響が顕著となっている。
さらに、Official Trumo(TRUMP)の発行時には、ソラナの処理能力不足が再び浮き彫りとなった。ピーク時のトランザクション処理遅延により、大手取引所コインベースでは数千件の取引が滞り、同社は謝罪を余儀なくされた。
Solaxy(SOLX):ソラナのネットワーク混在の解決策となる新しい仮想通貨プロジェクト
こうした課題を解決するため、開発者グループはソラナ初のレイヤー2チェーン「Solaxy」を発表。このプロトコルはオフチェーンで取引を処理し、メインネットの負荷を軽減する仕組みを採用している。
Solaxyのプレセールは開始からわずか2ヶ月で1840万ドル(約27億6000万円)を調達し、投資家の注目を集めている。現在のトークン価格0.00163ドル(約0.24円)で購入した投資家は、今後の取引所上場後に高いリターンを得る可能性がある。