米資産運用会社REXシェアーズは15日、7銘柄の仮想通貨ETF設定を米証券取引委員会(SEC)に申請したことが明らかになった。
注目される7銘柄の仮想通貨ETF
今回申請されたETFには、主要な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に加え、アルトコインのXRP、ソラナ(SOL)、ミームコインのドージコイン(DOGE)が含まれる。
Rex has filed for a Doge ETF as well as a Trump ETF 💥 💥 pic.twitter.com/OZXEMsXvJc
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) January 21, 2025
さらに、新興の犬系ミームコインであるBONKと、就任式前から話題となっているトランプ(TRUMP)コインのETFも申請対象となっている。
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REX-OspreyTMブランドで展開へ
同社は仮想通貨投資のスペシャリストであるOspreyと協力し、REX-OspreyTMブランドでETFを展開する計画だ。
目論見書によると、各ファンドは純資産の80%以上を対象となる仮想通貨への投資に充てる方針。デリバティブやスワップ契約も活用し、効率的な運用を目指す。
機関投資家の参入を促進
ETF設定により、機関投資家は従来の証券取引所を通じて仮想通貨に投資することが可能となる。
特にXRPやソラナなどのアルトコインETFは、機関投資家のポートフォリオ分散を促進する可能性がある。
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今後の展望と市場への影響
この申請は米国の仮想通貨ETF市場に新たな展開をもたらす可能性がある。ただし、SECの承認を得るまでには時間がかかる見込みだ。
また、TRUMPコインのようなミームコインのETF化は、機関投資家の参入を促す一方で、リスク管理の重要性も高まると予想される。
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