
Popcatの価格は過去24時間で10%以上上昇し、日本時間3月14日午前11時39分時点で0.1821ドル(約27円)で取引されている。投資家がこのミームコインを買い進めた結果、急騰となった。
このPopcat価格の上昇は、3月13日にRobinhoodがX(旧Twitter)上で発表した上場発表によるものだ。PopcatはPENGUおよびPNUTとともに新たにリストされた。
Popcat価格がレジスタンス突破を試みる
GeckoTerminalのデータによると、Popcatは現在0.1861ドル(約28円)のレジスタンスを突破しようとしている。この水準を12時間以内に突破できれば、次のターゲットとなる0.2107ドル(約32円)への上昇が見込まれる。
しかし、0.1861ドルで反落すると、より弱気な展開が予想される。この場合、売り圧力が高まり、価格は最も近いサポート水準である0.1615ドル(約24円)まで下落する可能性がある。さらに下落が進めば、0.1402ドル(約21円)まで落ち込むリスクもある。
技術指標がPopcatの上昇継続を示唆
テクニカル分析によると、4時間足チャートの指標は、Popcatが今後24時間でさらに上昇する可能性を示唆している。移動平均収束拡散(MACD)と相対力指数(RSI)の両方が、強気派が優勢であることを示している。
RSIは過去24時間で一時的に低下したものの、再び上昇を始めた。これは買い圧力の回復を示し、短期的にPopcat価格がさらに上昇する可能性があることを意味する。
また、現在のRSI値は50台半ばで推移しており、70を超える「買われ過ぎ」水準には達していない。これは、まだ上昇の余地があることを示している。
一方、MACDラインはシグナルラインの上に位置しており、この2つの指標のギャップが拡大し始めている。これは強気トレンドが強まっていることを示唆しており、Popcatのさらなる上昇の可能性を後押しする要因となる。
Popcatの価格が上昇を続ける中、投資家は新たなSolanaベースのミームコイン「Solaxy(SOLX)」のプレセールに資金を投入している。
YouTubeの暗号資産チャンネル「99Bitcoins」(登録者数72.5万人超)は、SOLXが上場後に100倍に上昇する可能性があると指摘している。
Solanaエコシステム初のレイヤー2スケーリングソリューション
Solanaは、その高速処理と低手数料により、ミームコイン開発者の間で人気のブロックチェーンとなっている。過去数カ月間のミームコインブームにより、新たなトークンが多数誕生し、市場は飽和状態に近づいている。
状況を悪化させたのは、米国のドナルド・トランプ前大統領とそのチームが「Official Trump(TRUMP)」および「Melania Meme(MELANIA)」を発行したことだ。これにより、Solanaネットワークの混雑が深刻化し、このままでは再び大規模な障害が発生する恐れがある。
Solaxyは、レイヤー2スケーリング技術と独自のサイドチェーンを活用することで、Solanaのインフラへの負荷を軽減することを目指している。具体的には、ロールアップ技術を用いてSOLの取引をオフチェーンで処理し、それをまとめてSolanaに送信する仕組みを採用する。
この手法は、Ethereum(イーサリアム)エコシステムにおいて、OptimismやArbitrumなどがすでに実装している技術と同様のものだ。
Solaxyは、この技術をSolanaに導入する初のプロジェクトとなるだけでなく、SolanaとEthereumのブロックチェーンを橋渡しする役割も果たす予定だ。この接続により、両ネットワークの強みを活かした新たなインフラを構築し、Web3開発者の需要に対応できる。
SolanaとEthereumを接続することで、SOLXは両ブロックチェーン間の主要な取引レイヤーとして機能する可能性が高い。これにより、ミームコインとしての実用性が飛躍的に向上し、価格へのプラス要因となることが期待される。
投資家がSOLXのプレセールに殺到
投資家はSOLXの将来性に期待を寄せており、すでに2,610万ドル(約39億円)以上の資金がプレセールに投じられている。
このミームコインを購入したい場合は、公式サイトに埋め込まれたウィジェットを利用することで可能だ。SOLXは0.001662ドル(約0.25円)で販売されており、暗号資産または銀行カードで購入できる。購入後は、156%の年利(APY)でステーキングすることも可能だ。
最適な価格で購入したい投資家は、16時間以内に予定されている価格上昇前に購入するのが望ましい。
今後の市場動向を見据え、Solaxyはおすすめ仮想通貨の一つとして注目されている。
