
暗号資産(仮想通貨)のプリセールは、一般販売前にトークンを割安で購入できる貴重な機会であり、初期段階で有望な銘柄を見極めることが鍵となる。
とくに新しい仮想通貨の中には、初動で大きなリターンを期待できるものもあり、慎重な情報収集が重要だ。
現在注目されているプリセール銘柄には、SOLX、LCAI、RBLK、MTUMなどがある。それぞれの詳細を以下に紹介する。
Solaxy(SOLX)
Solaxyは、Solana初のレイヤー2ソリューションの構築を目指すプロジェクトで、すでに約2,850万ドル(約43億2,000万円)を調達しており、プリセールが順調に進行している。
このような大規模な資金調達は、Solaxyのネイティブ通貨であるSOLXの将来的な価値に対する投資家の期待の表れである。
Solaxyは、Solanaブロックチェーンが抱える主要課題であるネットワーク混雑やトランザクション失敗を解決しつつ、その高速性と低コストという利点を維持することを目指している。
Solanaは1秒あたり4,500件以上の処理能力(TPS)を誇る高速ブロックチェーンであり、毎日多数のトークンが発行されていることから、トレーダーや投資家、ミームコイン愛好者を惹きつけている。
ただし、需要が集中する時間帯には取引失敗が発生することもある。Solaxyはこの問題に対応するため、ロールダウン方式を採用したSolana初のレイヤー2ブロックチェーンを導入し、信頼性と処理効率の向上を図っている。
SOLXはSolaxyネットワークのネイティブ通貨であると同時にミームコインとしても設計されており、Ethereumの流動性とSolanaのスピードを両立させている。
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— SOLAXY (@SOLAXYTOKEN) April 9, 2025
LightChain AI(LCAI)
LightChain AI(LCAI)は、ブロックチェーン技術に人工知能(AI)を組み合わせることで、スケーラビリティと効率性の向上を目指すプロジェクトである。
このプロジェクトは、従来のブロックチェーンにおいて頻繁に発生するトランザクションの詰まりに対する解決策として、DeFi(分散型金融)、スマートコントラクト、AI駆動の分散アプリケーションへの応用が期待されている。
AIアルゴリズムを活用することで、ネットワーク上の取引手数料や遅延を削減する。LCAIトークンを保有することで、ネットワークの維持に貢献しつつ、パッシブインカム(不労所得)を得ることも可能だ。
スケーラブルな分散アプリケーションを求める開発者に向けて設計されており、ブロックチェーン基盤の改良を期待する投資家がLCAIのプリセールに注目している。ただし、長期的な価値を左右するのはAIソリューションの実用化である。
Rollblock(RBLK)
Rollblock(RBLK)は、5,000億ドル(約75兆8,000億円)規模とされるゲーム業界に透明性と信頼性をもたらすことを目的としたプロジェクトである。
Rollblockはすべてのユーザー取引をEthereumブロックチェーンに記録する仕組みを採用しており、従来問題とされていたベット操作のリスクを一掃する。
ブロックチェーン技術のセキュリティにより、プレイヤー自身が不正のない取引であることを確認できる。Rollblockは約7,000種類のゲームを提供しており、ポーカーやルーレット、数百種のスロットゲームを含んでいる。
さらに、没入型AI技術によりライブディーラーとの臨場感あるゲーム体験を提供し、プレイヤー同士の一体感を演出している。
新規登録者が急増した結果、2024年12月には利用者数が600%以上増加した。
現在、RBLKトークンは1枚あたり0.052ドル(約7.90円)と手ごろな価格で販売されており、保有者にはステーキング報酬や限定特典が提供される。
また、収益の最大30%がRBLKの買い戻しに充てられ、さらにその60%がバーン(永久消滅)される仕組みにより、供給量の抑制と価値の安定が期待されている。
Mutuum Finance(MTUM)
Mutuum Financeは、完全に分散化された環境下で、ユーザーが資産の管理権を保持したまま貸付・借入・運用を可能にするDeFi(分散型金融)の注目銘柄である。
このプロジェクトは、独自のPeer-to-Contract(P2C)方式を用いて、貸し手が流動性プールに資産を預けることで利息収入を得られる仕組みを導入している。
MTUMトークンの保有により、配当として継続的な収益が見込める。
Mutuumプラットフォームは市場価格で得た収益を用いて自社トークンを買い戻すことで、継続的な買い圧力を生み出し、MTUMの長期的な価格上昇を促進する戦略を採用している。
2025年には、複数のネットワーク上で多くの暗号資産ユーザーに向けてDeFiサービスを提供することが予定されている。
すでに300万ドル(約4億5,400万円)以上の調達を達成しており、現在プリセール第3段階にある。
MTUMは1枚あたり0.02ドル(約3円)とまだ初期段階の価格であり、今のうちの投資が将来的な大きな利益につながる可能性がある。
