
チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)社のリック・ウースターCEOは、同社の顧客向けに2026年4月までにビットコイン(Bitcoin)の現物取引を導入する計画を明らかにした。これにより、シュワブの仮想通貨関連ウェブサイトへのアクセス数は400%増加したという。
この決定の背景には、規制環境の変化が大きく影響している。ウースター氏によれば、同社は仮想通貨取引を提供するにあたり、より「前向きな規制的きっかけ」が訪れるのを待っていたという。
本記事では、この動きが仮想通貨市場全体にとっていかに前向きなシグナルであるかを解説し、今投資するのに適した注目仮想通貨を紹介する。
前向きな規制のきっかけ
仮想通貨業界では、トランプ氏の大統領就任以降、規制面での好材料が相次いでいる。
たとえば、米国のビットコイン準備制度の構想や、厳しい銀行締め出し政策(ディバンキング)の撤廃といった動きが現実となりつつある。
実際、最初のビットコインETF(上場投資信託)は2025年1月、トランプ氏の就任と同時期に承認された。現在はさらに複数の仮想通貨連動型ETFが米証券取引委員会(SEC)の承認待ちとなっている。
シュワブ社は、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(Trump Media and Technology Group, TMTG)と提携し、「Truth.Fi」というプロジェクトにおいてETFおよび仮想通貨サービスを提供する計画も進めている。
「Truth.Fi」は、デジタル資産と従来の銀行サービスを融合させる新しいプロジェクトだ。
ビットコインは138,000ドル(約2,160万円)に達する可能性
ここ数か月の低迷を経て、ビットコインは再び市場の主役となる可能性が高まっている。
ネットワーク経済学者のティモシー・ピーターソン氏は、X(旧Twitter)で「ビットコインは今後3か月以内に最大138,000ドル(約2,160万円)に達する可能性がある」と予測した。
その根拠となるのが、米国のハイイールド指数実効利回り(US High Yield Index Effective Yield)であり、現在8%に達している。2010年以降、この利回りが月次で8%を超えたケースは38回あり、その71%の確率でビットコインは上昇。中央値は+31%、最悪でも16%の下落にとどまったという。
この統計を踏まえると、ビットコインの下限価格は75,000ドル(約1,170万円)、上限は138,000ドル(約2,160万円)になると考えられる。
ただし、現在の不安定なマクロ経済状況や貿易関税戦争の影響を考慮すると、60%近い上昇を達成するには厳しい道のりとなる。
とはいえ、確率的には強気派に有利な展開であり、ピーターソン氏の予測は現実味を帯びている可能性もある。
こうしたビットコインの盛り上がりに乗じるには、今がまさにおすすめ仮想通貨を仕込む好機と言えるだろう。
BTC Bull Token(BTCBULL)──ビットコイン強気派に最適な仮想通貨
ビットコインそのものは価格が高く、まとまった利益を得るには相応の初期投資が必要だ。そこで注目されているのが、BTC Bull Token(BTCBULL)である。
このトークンは、ビットコインの値動きに連動する形で無料BTCを提供する初のプロジェクトであり、コストパフォーマンスの高い投資手段として注目されている。
BTCBULLが注目される理由は、単なるビットコインへの好意だけではない。ビットコインが15万ドル、20万ドル、25万ドルといった節目を突破するたびに、BTCのエアドロップ(無料配布)が実施される予定となっている。
さらに、BTCが25,000ドル(約390万円)値上がりするたびに、トークン総供給量の一部がバーン(焼却)される仕組みにより、トークンの希少性と需要が保たれる構造になっている。
現在、BTC Bull Tokenはプレセール中で、すでに480万ドル(約7億5,000万円)以上を調達済み。価格は1トークンあたり0.00247ドル(約0.37円)と非常に割安である。
Solaxy(SOLX)──初のSolanaレイヤー2を開発する注目のアルトコイン
Solaxy(SOLX)は現在、最も注目を集めている仮想通貨プレセールの一つだ。その理由は明確で、実用性のあるプロジェクトだからである。
Solana(ソラナ)は、ネットワークへの投資家増加に伴う混雑、取引失敗、スケーラビリティの問題に直面している。
Speed. Scale. Solaxy. 🔥https://t.co/mdaTX9aVVx pic.twitter.com/4KEUSVif0n
— SOLAXY (@SOLAXYTOKEN) April 20, 2025
Solaxyは、Solana上で初となるレイヤー2スケーリングプロトコルを構築し、取引の一部をサイドチェーンへ移すことで、メインネットへの負荷を軽減する。
この仕組みには、Ethereum(イーサリアム)とSolanaの2つのブロックチェーンが活用され、Ethereumの流動性とSolanaのスピードを融合したマルチチェーントークンとなる予定だ。
プレセールはすでに3,000万ドル(約47億円)以上を調達しており、1トークンの価格は0.0017ドル(約0.26円)で購入できる。
SUNDOG(SUNDOG)──TRON上の最注目ミームコイン
SUNDOGは、TRON(トロン)ブロックチェーン上で最も注目されている犬系ミームコインであり、規模はまだ小さいながらも、DOGEやSHIBAに匹敵する存在になりつつある。
「ポジティブな雰囲気と喜びを広める」という目的のもと開発されたSUNDOGは、現在SNSや仮想通貨掲示板で話題を集めている。
直近7日間で15%以上の上昇を見せており、0.0490ドル(約7.6円)を上回る展開が続けば、直近高値の0.05187ドル(約8円)を超える可能性がある。
これは100%以上の上昇となり、現在の価格である0.04863ドル(約7.6円)は、短期・長期投資のいずれにおいても魅力的なエントリーポイントといえる。
注目仮想通貨の将来性と注意点
今回紹介した仮想通貨はいずれも将来性があるが、仮想通貨市場全体が高いボラティリティ(価格変動性)を伴うことを忘れてはならない。
投資にあたっては、少額投資を基本とし、自身でのリサーチを欠かさないようにしたい。
なお、本記事の内容は教育目的であり、投資助言を目的としたものではない。
