
暗号資産(仮想通貨)市場は、これまでビットコインの半減期と連動するような周期的なパターンを示してきた。ただし、実際には半減期以外にも多くの要因が相場に影響を与えている。
ビットコインの価格が上昇すると、市場の注目と資金が集中し、投機的な投資が活発化する。この資金は次第に時価総額の小さい銘柄にも流入し、これらの資産の価格上昇を促す。
次なる資金流入の波が近づく中で、今後注目すべきおすすめ仮想通貨を紹介する。
MIND of Pepe(MIND)
MIND of Pepe(MIND)は、現在多くの投資家から注目を集めているプロジェクトである。人工知能(AI)エージェントとミーム文化を融合させたユニークなユースケースを持ち、これまでに710万ドル(約10億9,000万円)を迅速に調達した。
AIエージェントとは、分散型金融(DeFi)において、タスクを自動で遂行するAI搭載型のソフトウェアプログラムのことである。自動取引ボットから、スマートコントラクトと連携する意思決定システムまで幅広い用途がある。
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— MIND of Pepe (@MINDofPepe) March 16, 2025
MIND of Pepeのチームは、市場のセンチメント(投資家心理)、分散型アプリケーション(dApps)、ソーシャルメディアのトレンドを監視する、自己進化型のAIシステム開発を目指している。このAIによる高度な分析は、市場の動きを事前に察知する上で投資家に優位性をもたらす可能性がある。
こうした革新性を通じて、MIND of Pepeは一般的なミームコインの枠を超え、AIとミームのハイブリッド銘柄としての地位確立を目指している。
MINDトークンは、現在1トークンあたり0.0034816ドル(約0.52円)で取得可能であり、保有者は年利314%という高水準のステーキング報酬も得られる仕組みだ。
BTC Bull Token(BTCBULL)
BTC Bull Token(BTCBULL)も、注目を集めているハイブリッド型ミームコインの一つである。現在、プレセールで340万ドル(約5億2,000万円)を突破している。
BTC Bull Tokenは、今年特にボラティリティ(価格変動)が大きかった暗号資産市場において、直接ビットコインを保有することなく、エアドロップ(無償配布)を通じてビットコインに間接的に投資できる仕組みを提供する。
2025年3月7日に開催された米国初のホワイトハウス・デジタル資産サミット後、米政府は、犯罪や民事事件から押収した20万BTCを戦略的ビットコイン準備金として確保する方針を示している。この動きは、ビットコインが価値の保存手段として、さらに正統性を高めるシグナルとなり、機関投資家の信頼を後押しする可能性がある。
このような背景を受け、BTC Bull Tokenのビットコインエアドロップ目標の達成が現実味を帯びてきた。
BTC Bull Tokenのウェブサイトでは、1トークン0.002405ドル(約0.36円)で購入可能で、支払いにはETH、USDT、クレジットカードが利用できる。また、年利122%のステーキングプロトコルも用意されており、長期保有のインセンティブも強い。
Hyperliquid(HYPE)
Hyperliquidは、独自のレイヤー1ブロックチェーン上に構築された分散型取引所(DEX)であり、低手数料、迅速な取引、高度な取引ツール(永久先物取引を含む)を特徴としている。
このプラットフォームは、ハーバード大学時代の同級生であるジェフ・ヤン氏とイリアンシンク氏が設立したHyperliquid Labsによって開発された。FTXの破綻を機に、ジェフ・ヤン氏らは信頼性の高いデリバティブ取引所の必要性を感じ、Hyperliquidに注力するに至った。
Hyperliquidは、分散型デリバティブ市場での存在感を高めつつあり、中央集権型取引所であるバイナンス(Binance)とも競合する存在となりつつある。
しかし、HYPEトークンは2024年12月に35ドル(約5,370円)の高値を記録した後、現在は調整局面にある。過去30日間のチャートでは、13.43ドル(約2,060円)から28.50ドル(約4,370円)のレンジで推移している。
テクニカル的には、15ドル(約2,300円)のサポートラインを割り込むと、10.15ドル(約1,560円)まで下落するリスクがある。一方、22.95ドル(約3,520円)のレジスタンスを上抜けた場合、30ドル(約4,600円)超えの上昇トレンドが期待される。
Toncoin(TON)
Toncoin(TON)は、The Open Networkが発行するネイティブトークンであり、スケーラビリティ(拡張性)と高い処理能力を誇るレイヤー1ブロックチェーンである。
もともとTelegramの開発チームによって設計され、現在はTON財団によって運営されている。強力なコミュニティと革新的な技術力を背景に、Toncoinは急速に成長してきた。
しかし2024年には、オンチェーンデータ(ブロックチェーン上の取引記録)やエコシステム全体の指標が低迷し、価格も大きく下落した。ネットワークのデータによると、1日あたりの取引件数は、かつての2,000万件から221万5,000件まで急減している。
テクニカル面でも、TONは2023年以降支えられてきた重要なサポートラインである2.90ドル(約440円)を下抜け、さらに50週移動平均線も割り込んでおり、売られすぎ水準に突入している。
こうした弱気なシグナルを踏まえると、TONは今後も下落基調をたどる可能性が高く、売り手は次なるターゲットとして心理的節目である2.00ドル(約300円)を意識している。
