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仮想通貨(暗号資産)ウォレットとは?おすすめや仕組みを解説

2024年後半、Google Playストアで約1万ダウンロードされた偽の暗号資産(仮想通貨)ウォレットアプリ「WalletConnect – Airdrop Wallet」がユーザーから約7万ドル相当の仮想通貨を盗み取ったとして大きな話題となりました。

誰しも安全な仮想通貨ウォレットを使いたいと思いますが、ウォレットの数は星の数ほど存在しており、特に投資初心者がベストなものを選ぶのはとても難しいのが現状です。

そこで本記事では仮想通貨ウォレットのおすすめや種類、仕組み、導入方法まで幅広く解説していきます。ホットウォレットとコールドウォレットからバランスよく選出しているため、「両者を使い分けたい」「メタマスク以外の仮想通貨ウォレットも検討したい」と思っている方にも参考になるはずです。

ぜひ本記事で紹介しているウォレットを用いて安全な仮想通貨投資を実現してください。

仮想通貨ウォレットのおすすめランキング

仮想通貨ウォレットのおすすめを一覧形式でご紹介。いずれも本サイトBitcoinist編集部が実際に使って調査をしたうえでランキングを作成しています。

ウォレット名 特徴 対応通貨
Best Wallet(ベストウォレット) 魅力的な機能が多数搭載 1000種類以上(先行セール通貨含む)
②MetaMask(メタマスク) DeFiやNFTに特化した人気のウォレット イーサリアム及びERC-20トークン
③Exodus Wallet ウォレット内で直接仮想通貨を交換可能 300種類以上
④Ledger ハードウェアウォレットの代表格 5500種類以上
⑤Trezor オープンソースのハードウェアウォレット 9000種類以上
⑥Electrum Bitcoin Wallet ビットコイン専用のシンプルなウォレット ビットコイン専用
⑦MyEtherWallet イーサリアム特化型ウォレット イーサリアム及びERC-20トークン

これらの仮想通貨ウォレットを個別に解説していきます。

①:Best Wallet(ベストウォレット)

best walletのファーストビュー

種類 ソフトウェアウォレット
対応仮想通貨数 1000種類以上
対応デバイス Android, iOS(PC向け拡張機能は準備中)
おすすめポイント 仮想通貨の購入から管理、市場分析までオールインワンで可能
ネイティブトークン BEST
先行セールアクセス機能 ⭕️

Best Wallet(ベストウォレット)は仮想通貨の管理に留まらず、市場分析や限定アクセスのトークンを購入できるなどの多機能性から、仮想通貨ウォレットアプリの中で最もおすすめできるサービスです。

Best Walletの主な特徴は以下の3つ。

  • DEX統合:200以上の暗号資産(仮想通貨)取引所と連携し、最適な価格で取引可能
  • 使いやすい画面:ウォレット初心者でもすぐに操作が完了できる高いユーザビリティ
  • 先行セールへ早期参加:「Upcoming Tokens」機能で有望な新規仮想通貨への早期投資が安全に可能

特に「Upcoming Tokens」機能は仮想通貨トレーダーから高い評価を得ています。従来の新興仮想通貨投資にはプロジェクト自体が詐欺だったり、偽サイトが存在するなどのリスクが存在しました。しかしUpcoming Tokensに掲載されているプロジェクトは全て大手監査会社のテストを通過しており、信頼性が担保されています。

実際にUpcoming Tokensに掲載されているCatslapは、上場後に価格が50倍に跳ね上がるなどプロジェクトとして大きな成功を収めており、今後も期待できる優良銘柄です。

Best Walletは独自のトークン「BEST」も発行しており、トークンを保有することで取引手数料の割引やステーキング報酬の向上、新規プロジェクトへの優先アクセスなど様々な特典を受けられます。

実際にBESTトークンを一定数保有することで、どの競合ウォレットよりも取引手数料が安くなったことが本サイト編集部より確認されています。

また、セキュリティ面でもBest Walletは業界最高レベルの対策を講じており、FireBlocksと提携し高度なセキュリティ技術を実装することで、ユーザーの資産を強固に保護しています。

これらの画期的な機能と将来性により、Best Walletは2024年に引き続き2025年も急速にユーザー数を伸ばしており、2026年末までに市場シェア40%の獲得を目指しています。

仮想通貨ウォレットをただ管理する道具としてだけでなく、攻めの投資にも活用したい方は、ぜひBest Wallet公式サイトよりダウンロードして早速利用してみてください。本記事の下部で詳しい導入方法を案内しています。

②:MetaMask(メタマスク)

metamaskのファーストビュー

種類 ソフトウェアウォレット
対応仮想通貨数 イーサリアム(ETH)と関連トークン数千種類
対応デバイス PC、iOS、Android
おすすめポイント DAppsとの連携が容易で、多様なブロックチェーンを利用可能
ネイティブトークン
先行セールアクセス機能

MetaMask(メタマスク)は月間3000万人以上のアクティブユーザーを抱える、仮想通貨業界で最も人気のあるプライベートウォレットの1つです。2016年9月にリリースされ、ConsenSys社によって開発・運営されています。

イーサリアムをはじめとするERC-20トークンやNFTの管理に特化したソフトウェアウォレットとしておすすめで、ブラウザ拡張機能やスマホアプリで利用できます。

MetaMaskの主な特徴は以下の3つ。

  • 幅広いチェーン対応:イーサリアム、ポリゴン、アバランチなどのトークンを一括管理可能
  • 多機能性:DApps(分散型アプリケーション)との連携が容易で、NFTマーケットプレイスやDeFi(分散型金融)サービスにシームレスに接続可能
  • 開発者支援:Web3開発者向けの豊富なAPIとツールを提供。DApps開発のデファクトスタンダードとして広く採用されている

MetaMaskは多機能でありながら直感的な操作性を持ち、初心者でも簡単に利用できます。

ガス代(取引手数料)を自由に設定できる機能も備えており、例えば取引のスピードを重視する場合は手数料を少し多く支払うなど、バランスを調整できます。

ただし、MetaMaskはとても有名なウォレットであるため攻撃の標的とされやすい点は留意しておくべきです。2023年2月にはTypeformというサービスをMetaMaskの検証サイトに見せかけたフィッシングサイトが発見されました。このサイトはユーザーのシードフレーズを盗むことを目的としており、こうしたフィッシングサイトの増加が報告されています

③:Exodus Wallet

Exodus Walletのファーストビュー

種類 ソフトウェアウォレット
対応仮想通貨数 300種類以上
対応デバイス PC、iOS、Android
おすすめポイント ウォレットから直接ステーキングが可能
ネイティブトークン EXOD
先行セールアクセス機能

Exodus Walletは2015年に設立され、美しいデザインと使いやすさにより初心者から上級者まで幅広いユーザーに人気の仮想通貨ウォレットです。デスクトップ版、スマホアプリ版、ブラウザ拡張機能と様々なプラットフォームに対応しており、300種類以上の仮想通貨をサポートしています。

Exodus Walletの主な特徴は以下の通り。

  • 洗練されたデザインと直感的なUI:ポートフォリオの全体像が把握しやすく、初心者でも簡単に操作できるよう設計されている
  • 取引所機能が内蔵:ウォレット内で直接仮想通貨の交換が可能
  • NFTサポート:ソラナネットワーク上のNFTの保管・表示が可能で、マルチチェーンのNFTギャラリー機能を備えている

セキュリティ面では、Exodus Walletは12語からなるフレーズを使用してウォレットをバックアップでき、デバイス紛失時にも資産を復元できます。さらにTrezorなどの、ネットワークと接続されていないハードウェアウォレットとの連携も簡単で、組み合わせて使用することでセキュリティを強化できます。

Exodus Walletは他にも24時間365日のカスタマーサポートや1万人以上が参加するDiscordコミュニティを提供しており、ユーザーの疑問や問題に迅速に対応しています。

ソラナなどMetaMaskが対応できていない仮想通貨も管理可能なので、メタマスク以外のウォレットを探している人にはExodus Walletは良い選択肢の一つと言えます。

④:Ledger

Ledgerのファーストビュー

種類 ハードウェアウォレット
対応仮想通貨数 5500種類以上
対応デバイス PC(アプリ)、iOS、Android
おすすめポイント パスポートにも使用されるチップを採用し、最高のセキュリティを誇る
ネイティブトークン
先行セールアクセス機能

Ledgerは、仮想通貨を安全に保管・管理するためのハードウェアウォレットの代表格で、累計販売数600万台以上、世界180カ国以上で使用されています。

Ledgerの主な特徴は以下の3点です。

  • セキュアエレメントチップ搭載:クレジットカードやパスポートと同レベルの高度な暗号化技術を採用
  • 数千種類の仮想通貨に対応:ビットコイン、イーサリアム、リップルなど主要通貨はもちろん、マイナー通貨やNFTにも対応
  • Ledger Liveアプリとの連携:資産管理、取引、ステーキングなどの操作がスマホやPCから簡単に行える

Ledgerの最新モデルであるLedger Flexは、有機ELタッチスクリーンを搭載し、より直感的な操作が可能になりました。また仮想通貨以外のデジタルアカウント(GmailやFacebookなど)のセキュリティ強化にも活用できる点が特徴です。

Ledgerはオフラインでの秘密鍵管理により、MetaMaskなどのオンラインウォレットよりも高いセキュリティを実現しています。取引時には物理的な確認操作が必要なため、不正送金のリスクも大幅に低減されます。

廉価モデルのLedger Nano S Plusで十分活躍するので、是非本稿で紹介しているソフトウェアウォレットと併用したい、おすすめのハードウェアウォレットです。

⑤:Trezor

trezorのファーストビュー

種類 ハードウェアウォレット
対応仮想通貨数 9000種類以上
対応デバイス PC(アプリ)、iOS、Android
おすすめポイント オープンソースで内部のコードに透明性がある
ネイティブトークン
先行セールアクセス機能

Trezorはオープンソースで開発されている、信頼性の高いハードウェアウォレットです。2014年に登場して以来、セキュリティと使いやすさの両立で、多くのメディアでもおすすめハードウェアウォレットとして紹介されています。

Trezorの主な特徴は以下の通り。

  • 高度なセキュリティ:EAL6+認証取得のセキュアエレメントチップを搭載し、オフライン保管でハッキングのリスクを大幅に低減
  • 豊富な対応銘柄:9000以上の仮想通貨に対応し、多様な銘柄を1つのデバイスで管理可能
  • オープンソース設計:ソフトウェアが完全にオープンソースで、透明性と信頼性を確保

最新モデルのTrezor Safe 5は、カラータッチスクリーンと触覚フィードバック機能を搭載し、操作性が大幅に向上しています。またTrezor Suiteアプリを使用することで、PCやスマートフォンから簡単に資産管理や取引が行えます。

全体的にLedgerの方が多機能ではありますが、Trezorはオープンソースでありコードが誰でも見られる状態なので、より信頼性が高いです。

エントリーモデルであるTrezor Oneであれば59ドルで購入可能なので、とりあえずハードウェアウォレットを試験的に導入したい方におすすめです。

⑥:Electrum Bitcoin Wallet

Electrum Bitcoin Walletのファーストビュー

種類 ソフトウェアウォレット
対応仮想通貨数 1(ビットコイン専用ウォレット)
対応デバイス PC、Android
おすすめポイント シンプルな構成で高速な動作、手数料調整で高速送金も可能
ネイティブトークン
先行セールアクセス機能

Electrum Bitcoin Walletは2011年に登場して以来、ビットコイン(BTC)専用のウォレットとして多くのユーザーに利用されています。おすすめのビットコインウォレットアプリとして各メディアで取り上げられることも多いです。

Electrum Bitcoin Walletの主な特徴は以下の3つ。

  • 軽量で高速:SPV(Simple Payment Verification)技術を採用し、ブロックチェーン全体をダウンロードする必要がないため、インストールと同期が迅速
  • 強力なセキュリティ機能:2段階認証、マルチシグネチャウォレット、コールドストレージ機能など、高度なセキュリティオプションを提供
  • カスタマイズ可能な手数料:ユーザーが取引手数料を自由に設定でき、ネットワーク状況に応じて最適化できる

Electrum Bitcoin Walletはハードウェアウォレットとの統合も可能で、特に本記事で紹介しているLedgerやTrezorとはスムーズに連携が可能です。

上級者向けの機能としてライトニングネットワークにも対応しており、より高速で低コストな取引が可能です。ただしビットコイン以外の仮想通貨には対応していないため、複数の通貨を管理したい場合は別のウォレットを検討する必要があります。

複数ウォレットの管理は大変なため、基本的にビットコイン以外の投資も考えている人はBest Walletなどの様々な仮想通貨を網羅的に扱っているウォレットを最初から使うことが推奨されます。

⑦:MyEtherWallet

MyEtherWalletのファーストビュー

種類 ソフトウェアウォレット
対応仮想通貨数 900種類以上
対応デバイス PC、iOS、Android
おすすめポイント ERC-20トークンをまとめて管理可能
ネイティブトークン
先行セールアクセス機能

MyEtherWalletは、イーサリアムとERC-20トークンを管理するための人気の高いウォレットです。2015年に登場して以来多くのユーザーに利用され、イーサリアムのおすすめウォレットとして紹介されることが多いです。

MyEtherWalletの主な特徴は以下の3つ。

  • イーサリアム系トークンに対応:現在900種類以上の仮想通貨に対応しており、イーサリアムベースのトークンであればほぼすべて管理可能
  • スケジュールトランザクション:ICOなどの重要なイベントを逃さないよう、事前に取引をスケジュールすることができる
  • Parity Signerアプリ:スマートフォンをハードウェアウォレットとして使用できる機能を提供

近年はBest WalletやMetaMaskの人気に押され気味ですが、歴史あるウォレットとしてMyEtherWalletは依然として多くの仮想通貨投資家に愛用されています。

注意点としてMyEtherWalletはイーサリアム系の通貨専用であり、ビットコインやリップル、カルダノなど著名銘柄に対応していないことは認識しておく必要があります。

また、MyEtherWalletは2018年4月24日にDNSハイジャック攻撃を受け、ユーザーが偽サイトに誘導される事案があったことを明らかにしています。運営チームの迅速な対応により現在はセキュリティが強化されていますが、このことは認識しておくべきでしょう。

仮想通貨ウォレットとは?

複数の財布の上にコインが乗っている仮想通貨(暗号資産/クリプト)ウォレットとは、自分の保有する仮想通貨を安全に保管・管理するためのツールです。ブロックチェーンウォレットやビットコインウォレットと呼称されることもあります。

その名前が示すように、実際の財布の電子版(電子ウォレット)と考えることができますが、物理的な財布と異なり仮想通貨ウォレットには実際の通貨は保管されていません。

仮想通貨ウォレットの主な機能は以下の通りです。

  • 仮想通貨の送受信
  • 残高の確認
  • 取引履歴の管理
  • 秘密鍵と公開鍵の保管

これらの機能により、ユーザーは自身のビットコインやミームコインを効率的に管理し、取引を行うことができます。

また近年はBest Walletのようにウォレット内で直接ICO仮想通貨が購入可能になったり市場分析が行えるなど、取引所の機能を備えるウォレットも出てきています。

仮想通貨ウォレットの仕組み

仮想通貨ウォレットの仕組みを理解するには、公開鍵と秘密鍵への理解が重要になります。ここではできるだけ噛み砕いて解説します。

  • 公開鍵:他の人が仮想通貨を送るために使用するアドレスで、銀行口座番号のようなもの。その名の通り誰でも見られる
  • 秘密鍵:仮想通貨を送金したりアクセスしたりするために必要な暗号コード(64桁の文字と数字の組み合わせ)で、所有者だけが知る鍵。絶対に漏らしてはいけない

ウォレットの主な機能はこれらの鍵を安全に管理し、ブロックチェーンネットワークと通信することです。仮想通貨の取引を行う際、ウォレットは秘密鍵を使用して取引に電子署名を行います。

仕組みをより理解するために、実際にウォレット間で送金する場合の取引の流れを見てみましょう。

  1. 鍵の生成:ウォレットアプリが秘密鍵をランダムに生成し、その秘密鍵から公開鍵を作成。公開鍵からさらにウォレットアドレスが生成される
  2. 送金準備:送金者は受取人のウォレットアドレスを入力し、送金金額を指定して取引を作成
  3. 署名:送金者のウォレットが秘密鍵を使って取引データに電子署名。これにより取引が本人によって承認されたことが証明される
  4. ネットワーク送信:署名された取引データがブロックチェーンネットワークに送信され、他のユーザーによって検証される
  5. 取引確認:ネットワーク上のマイナーたちが取引を検証し、ブロックに含める。この過程で取引の正当性が確認される
  6. 残高更新:取引が承認されると送金者と受取人のウォレット残高が更新され、ブロックチェーン上に永続的に記録される

ウォレットアドレスとは仮想通貨の送受信に使用される一意の文字列です。銀行口座番号に相当するもので、公開鍵を元に26〜35文字のアルファベットの列で表されます。仮想通貨を送金する際や受け取る際に必要なので、ウォレットアドレス自体は一般公開しても問題ありません。

しかし、秘密鍵に関しては絶対に漏洩させてはいけません。​​秘密鍵を持つ人物は仮想通貨を自由に移動できるため、一夜にして全ての資産が盗まれる危険性があるためです。

2021年12月、仮想通貨取引所ビットマートがハッキングを受け、2つのホットウォレットの秘密鍵が盗まれました。その結果1億9600万ドル(約220億円)相当の仮想通貨が流出したとされています。

参考:ハッカー侵入、仮想通貨1.5億ドル相当奪う-ビットマートがツイート

仮想通貨取引所とウォレットの違い

仮想通貨ウォレットの仕組みをより深く理解するために、仮想通貨取引所との違いを見てみます。

特徴 仮想通貨取引所 仮想通貨ウォレット
主な目的 仮想通貨の売買・交換 仮想通貨の保管・管理
秘密鍵の管理 取引所が管理 ユーザー自身が管理
セキュリティリスク 比較的高い(ハッキングの標的になりやすい) 比較的低い(特にハードウェアウォレット)
利便性 高い(即時取引可能) 低い(取引には追加手順が必要)
機能 取引、法定通貨との交換、チャート表示など 送金、受取、残高確認など
適している用途 頻繁な取引、短期投資 長期保有、大量の仮想通貨の安全な保管

仮想通貨取引所は主に売買や交換を目的としている一方、仮想通貨ウォレットは資産の安全な保管に焦点を当てており、ユーザー自身が秘密鍵を管理します。

取引所はハッキングのリスクが比較的高いため、大量の仮想通貨を長期保有する場合はプライベート(個人)ウォレット、特にハードウェアウォレットの使用が推奨されます。ただし草コインのように頻繁に取引を行う銘柄を扱う場合は、取引所の方が利便性が高いでしょう。

多くの取引所は顧客の資産をネットワークに繋がっていないコールドウォレットで保管しており、ホットウォレットと使い分けることでセキュリティと利便性のバランスを取っているとされています。

しかし2024年、顧客資産をコールドウォレットで管理していたはずのDMMビットコインからハッカー集団「TraderTraitor」により、約482億円相当のビットコインが盗まれています。

コールドウォレットの秘密鍵が適切に管理されていなかった可能性が指摘されているため、基本的におすすめの仮想通貨取引所を利用していたとしても、Best Walletなどで自己保管しておくのが安全です。

参考:北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループTraderTraitorによる暗号資産関連事業者を標的としたサイバー攻撃について|警察庁Webサイト

仮想通貨ウォレットの種類5選

usbと仮想通貨仮想通貨ウォレットの種類に関して、主に以下の5つが主要なものになります。

  • ホットウォレット
  • コールドウォレット
  • デスクトップウォレット
  • モバイルウォレット
  • ウェブウォレット

ホットウォレット

ホットウォレットは、インターネットに常時接続された状態で仮想通貨を管理するウォレットです。取引所やウェブサービスが提供するものが多く、利用者はスマホやパソコンからいつでも簡単にアクセスできます。

ホットウォレットの主な特徴は以下の通り。

  • 高い利便性:インターネット接続があれば、場所や端末を選ばず即座に仮想通貨の送受信が可能
  • 多機能性:取引所との連携や複数の仮想通貨管理、リアルタイムの価格確認などの機能を搭載
  • セキュリティリスクが高い:常時オンラインのため、ハッキングや不正アクセスのリスクが比較的高い

ホットウォレットは常時オンラインであるため、仮想通貨のプレセールにも参加しやすいメリットも存在しています。Best Walletなどは特に多機能で、良質な仮想通貨の上場予定一覧を「Upcoming Tokens」というタブから確認可能です。

一方でセキュリティ面には留意しておく必要があります。ハッキングや不正アクセスのリスクは多少なりとも存在しているため、大量の仮想通貨を長期保管するには適していません。そのため日常的な取引や少額の仮想通貨管理に適しており、大口投資家や長期保有者はより安全なコールドウォレットと併用することが推奨されています。

ホットウォレットを使用する際は二段階認証の設定や、定期的なパスワード変更などセキュリティ対策を怠らないことが重要です。

コールドウォレット

コールドウォレットは、インターネットから完全に切り離された環境で仮想通貨を管理するウォレットです。秘密鍵をオフラインで保管することで、ハッキングやマルウェアなどのオンライン上の脅威から資産を守ります。

主にハードウェアウォレットとペーパーウォレットの2種類があり、長期保有や大量の仮想通貨を安全に保管するのに適しています。

コールドウォレットの特徴は以下の通り。

  • 非常に高いセキュリティ:オンライン攻撃からの保護力が高く、セキュリティ面で優れている
  • 機動性に欠ける:取引や送金の際に手間がかかり、動かしにくい

本記事で紹介したLedger、Trezorは実績があり、おすすめのコールドウォレットです。

コールドウォレットはオフラインで運用されるので非常に高いセキュリティを誇りますが、物理的な紛失や盗難のリスクがあるため、適切な管理が必要な点は留意しておくべきです。

例えばカナダの仮想通貨取引所QuadrigaCXでは、顧客の仮想通貨約160億円相当が保管されていたコールドウォレットの秘密鍵を紛失したとされています。この事件は取引所のCEOが急死した後に発覚し、顧客は資産にアクセスできなくなりました。

個人でコールドウォレットを購入・保有する場合は、保管場所を常に認識できるようにしておきましょう。

参考:カナダの仮想通貨取引所、パスワード所有者が死亡–約209億円が引き出せない事態に – CNET Japan

デスクトップウォレット

デスクトップウォレットは、パソコンにソフトウェアをインストールして仮想通貨を管理するタイプのウォレットです。ユーザーが直接秘密鍵を管理するため、セキュリティ面で一定の安全性を確保できます。

主に2つのタイプがあり、ブロックチェーンの全データをダウンロードするフルノード型と、最小限のデータのみを扱う軽量型があります。

デスクトップウォレットの主な特徴は以下の通り。

  • 扱いやすい:パソコン上で操作できるため、取引や資産管理が直感的で分かりやすい
  • コールドウォレットの側面:インターネットに接続していない時はオフラインで保管でき、ハッキングリスクを軽減できる
  • マイニング機能:一部のウォレットでは、仮想通貨のマイニングも可能

ただしパソコンのウイルス感染や故障によるデータ損失という特有のリスクがあるため、定期的なバックアップが重要です。またパソコンを持ち歩く必要があるため、外出先での利用には不向きです。

近年は後述のモバイルウォレットが普及してきているため、仮想通貨投資初心者が積極的にデスクトップウォレットを選ぶ理由は減ってきています。

モバイルウォレット

モバイルウォレットは、スマホやタブレットにアプリをインストールして使用する仮想通貨ウォレットです。秘密鍵をモバイルデバイス内で管理し、いつでもどこでも仮想通貨の送受金や残高確認が可能です。

モバイルウォレットの主な特徴は以下の通り。

  • 高い利便性:スマートフォン1台で仮想通貨の管理や取引が可能で、携帯性に優れている
  • 支払いに使える:QRコードを利用した決済に対応しており、対応店舗での支払いが可能
  • ユーザビリティに優れる:多くのアプリがシンプルで使いやすいデザインを採用し、直感的な操作が可能

ただし、多くのモバイルウォレットはインターネットに接続するホットウォレットタイプであるため、Best Walletのような高度なセキュリティを備えたモバイルウォレットを選ぶことを強くおすすめします。またスマートフォンの紛失や故障時にデータを失う可能性もあるため、定期的なバックアップも重要となります。

ウェブウォレット

ウェブウォレットは、インターネット上で仮想通貨を管理するオンラインサービスで、オンラインウォレットと呼ばれることもあります。ブラウザを通じてアクセスでき、専用のソフトウェアやハードウェアを必要としません。

ウェブウォレットの主な特徴は以下の通り。

  • アクセスが用意:どの端末からでもアクセス可能で、仮想通貨の管理や取引が容易にできる
  • DAppsとの連携:DeFiやブロックチェーンゲームなどのDAppsで必要になることが多い

ただし、ウェブウォレットは運営会社のセキュリティ対策に依存します。特にカストディアル(第三者が秘密鍵を管理する)形式の場合、サービス提供会社の破綻や突然のサービス停止により、資産にアクセスできなくなる可能性もあります。

そのため、大量の仮想通貨を長期保管する場合はより安全性の高いコールドウォレットとの併用が推奨されます。

仮想通貨ウォレットの選び方・見るポイント

仮想通貨の情報収集をしている男性仮想通貨ウォレットとは、自分の資産を管理する重要なアプリになるため、慎重に選ぶ必要があります。ここでは選ぶ基準として主要な3つを紹介します。

  • セキュリティ機能が充実しているか
  • 対応通貨の種類と数は十分か
  • 今後も機能拡張が行われそうか

セキュリティ機能が充実しているか

仮想通貨ウォレットを選ぶ際、セキュリティ機能は最重要ポイントです。最低限下記が準備されているかを確認してください。

  • 二段階認証(2FA):パスワードが漏洩しても第三者のアクセスを防ぐことができる
  • 生体認証:指紋や顔認証のことで、より安全性が高まる
  • ウォレットのバックアップ機能:秘密鍵やシードフレーズを安全に保管できる仕組みがあるか確認

例えばBest Walletであれば上記全てを網羅しつつ、更にFireblocksと提携することで機関投資家向けの高度なセキュリティ技術が個人ユーザーに提供されているため、安心して利用できます。

仮想通貨で億り人になるうえでハッキングリスクは極限まで減らしたいので、本記事で紹介しているウォレットの利用を強く推奨しています。

対応通貨の種類と数は十分か

仮想通貨ウォレットを選ぶ際、対応通貨の種類と数も重要です。ビットコインだけでなく、将来有望なアルトコインにも対応しているかチェックしましょう。

また、今後対応銘柄数が増えていくのかも注目ポイントです。本記事でおすすめしているBest Walletはウォレットの開発状況を明確にロードマップという形で示しており、2025年内には60以上のチェーンがサポートされる予定です。

best walletのロードマップ図これにより取り扱い銘柄数が大幅に上昇するため、利便性がより上がることが期待されています。

意外な仮想通貨銘柄が1000倍になったりするので、幅広い選択ができるのは大きな強みになります。

今後も機能拡張が行われそうか

仮想通貨ウォレットは自分の大切な資産を保管するものなので、継続的に開発・更新が行われているかも着目する必要があります。

本記事で紹介したハードウェアウォレットであるLedgerは、NFTサポートの拡充やDApps利用の改善に注力しており、Trezorは生体認証機能の追加やモバイルアプリの機能強化を予定しています

仮想通貨ウォレットの導入方法・使い方

ここからは仮想通貨ウォレットの導入方法・使い方をBest Walletを例に解説します。KYCなしで仮想通貨を取引できるため、5分もあれば準備可能です。是非一緒に進めてみてください。

以下の手順で見ていきます。

  1. アプリのダウンロード
  2. 初期設定
  3. 機能の確認

①:アプリのダウンロード

Best Walletのアプリダウンロード画面Best Walletは現状スマホアプリの形式で利用可能なため、まずはBest Wallet公式サイトよりアプリをダウンロードしてください。

②:初期設定

best walletのパスワード設定画面Best Walletアプリをダウンロード後は指示に従い下記の設定を行ってください。

  • パスワードの設定
  • 2段階認証(2FA)を有効にする
  • バックアップ用のリカバリーフレーズを安全な場所に保管

これらの設定は2〜3分で完了することができ、すぐにBest Walletの利用が可能になります。

③:機能の確認

best walletアプリの画面説明・トップページBest Walletの初期設定が完了したら、基本機能の確認を行っておきましょう。

トップページでは主要な仮想通貨の売買が行えたり、「Upcoming Tokens」からは先行セールを行っている中でも、特におすすめの仮想通貨を安全に直接購入することが可能です。

また「Trade」タブからはBest Walletで使える各種機能(売買、交換、送金など)を確認することができます。

Best Walletは数多くのDEXを内包しているため、直接購入できない仮想通貨でもSwap(交換)機能を用いれば入手できることが多いです。

是非気になる仮想通貨名を検索してみてください。

まとめ

本記事では仮想通貨ウォレットとは何か、その仕組みやおすすめランキング、種類や導入方法まで幅広く解説してきました。

仮想通貨ウォレットとは、仮想通貨を保管・管理するためのツールで、公開鍵と秘密鍵を用いて仮想通貨の送受信や取引を可能にします。

2025年の仮想通貨バブルでは仮想通貨関連の詐欺やハッキングが多発する可能性があるので、ぜひとも本記事で紹介している仮想通貨ウォレットを使用し、セキュリティを高めてください。特にBest Walletは仮想通貨を安全に保管するだけでなく、海外の仮想通貨取引所を使わずとも幅広い仮想通貨に直接投資が可能な点でとても魅力的です。

是非最高の仮想通貨ウォレットをお探しの方は本記事の導入方法を参考に、Best Walletを活用してみてください。今なら無料でトークンが手に入る仮想通貨エアドロップキャンペーンも開催中です。

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仮想通貨ウォレットに関するよくある質問

Q1. 一番安全なウォレットはどれですか?

ホットウォレットで一番安全なのはBest Wallet、コールドウォレットで一番安全なのはLedger NanoシリーズとTrezorです。利便性と安全性を考えるとBest Walletとコールドウォレットの併用が最もおすすめになります。

Q2. 仮想通貨を取引するにはウォレットは必要ですか?

仮想通貨取引所で取引する場合、自分でウォレットを準備する必要はありません。しかしリスクが高いため、基本的に秘密鍵を自分で管理するタイプのウォレットを最低限用意する必要があります。Best Walletなら取引所を使わずとも仮想通貨の購入から行えるためおすすめです。

Q3. コールドウォレットは安全ですか?

コールドウォレットはインターネットから切り離されているため、ハッキングや不正アクセスのリスクが低く非常に安全です。今後ビットコインが伸びると信じて長期保有するユーザーに特におすすめです。

ただし物理的な紛失や盗難には注意するようにしてください。