
暗号資産(仮想通貨)市場に再び活気が戻りつつある。ビットコインは83,000ドル(約1,250万円)を超えた水準で安定しており、イーサリアムも2,000ドル(約30万円)の心理的節目に迫っている。
この2大銘柄が動き出すと、市場全体が上昇基調となるのは時間の問題だ。本記事では、ビットコインとイーサリアムの上昇に伴い、今後大きな利益が期待できるおすすめ仮想通貨を含む、注目の4銘柄を紹介する。。
1. Solaxy(SOLX)
過去数年にわたりソラナ(Solana)の動向を注視してきた方なら、Solaxy(SOLX)の現在の動きに注目するべきだろう。本プロジェクトは、ソラナ初のレイヤー2ソリューションとなることを目指しており、ネットワークの混雑問題を解消することで、ソラナがイーサリアムに本格的に挑むための土台を築こうとしている。

すでに2,700万ドル(約40億円)近くの資金調達に成功しており、間もなくローンチが予定されていることから、大きな注目を集めている。イーサリアムなど他のチェーンでレイヤー2ソリューションの重要性が高まる中、Solaxyもソラナのエコシステムの中核となる可能性がある。
暗号資産専門メディア99Bitcoinsは、SOLXが上場後に10倍になると予測している。現在はプレセール中で、SOLXは0.001666ドル(約0.25円)で購入可能だが、24時間以内に値上がりする見込みだ。
Solaxyのチームは、第三者機関であるCoinsultによる監査も実施しており、透明性の確保にも注力している。セキュリティやユーティリティの高さ、さらにコミュニティからの強い支持により、Solaxyはビットコインやイーサリアムが回復基調にある今、最も有望な仮想通貨の一つといえるだろう。
2. BTC Bull Token(BTCBULL)
ミームコイン(インターネットミームに由来する暗号資産)の中で、一風変わった銘柄を探しているなら、BTC Bull Token(BTCBULL)に注目する価値がある。市場に溢れる犬や猫をモチーフにしたトークンとは異なり、BTCBULLはビットコインの価格動向と連動したユーティリティを持っている。

BTCBULL保有者は、トークン価格の上昇に伴い、ビットコインのエアドロップ(無料配布)を受け取ることができる。また、発行枚数の一部が段階的にバーン(焼却)される仕組みがあり、流通量の減少による価格上昇効果も期待されている。
さらに、年利114%のAPY(年率利回り)を提供するステーキングアプリも稼働中で、すでに9億2,300万枚以上のBTCBULLがロックされている。仮想通貨系YouTuberのCrypto Explainer氏は、「今年最も有望な仮想通貨投資」と高く評価している。
プレセールではすでに370万ドル(約5億6,000万円)以上を調達しており、価格は0.002415ドル(約0.36円)で割安水準にある。初のDEX(分散型取引所)上場前に購入できるチャンスが残されているため、実用性を備えたミームコインとして、BTC Bull Tokenは注目だ。
3. PancakeSwap(CAKE)
PancakeSwap(CAKE)も、今注目すべき仮想通貨の一つだ。直近24時間で20%上昇し、2.57ドル(約390円)に達している。現在、CoinMarketCapの「トレンド急上昇」リストのトップにランクインしている。
この需要の高まりは、PancakeSwapの分散型取引所(DEX)が好調であることが背景にある。24時間の取引高でUniswapを上回り、DeFi(分散型金融)市場での存在感を強めている。この動きの一因には、MUBARAKトークンをはじめとするミームコインブームがある。
さらに、CAKEはデフレ型のトークノミクス(トークン経済)を採用しており、供給量が減少することで、残されたトークンの価値が理論的に上がる仕組みだ。こうした背景から、投資家がCAKEへの関心を高めているのは当然の流れだろう。
4. UMA(UMA)
UMA(UMA)は、イーサリアム上で稼働する分散型「トゥルースマシン(真実を証明するシステム)」である。その中核となるのが、オプティミスティック・オラクル(OO)という仕組みだ。データの正確性を、チャレンジと投票によるプロセスで検証し、仲介者なしで信頼性を担保している。
UMAトークンは、ガバナンス(運営方針)の投票権や、ステーキングによるネットワークの保護、さらには紛争解決などにも使用される。現在、UMAは1.30ドル(約200円)前後で推移しており、直近24時間で10%上昇している。
AcrossやPolymarketといったプロジェクトが採用していることからも、UMAの実用性の高さがうかがえる。スピードや使いやすさを重視することで、UMAは2025年におけるdApps(分散型アプリ)の基盤インフラとして、重要な存在となる可能性が高い。
