
暗号資産市場では、新たなプロジェクトが次々と登場し、独自の技術革新をもたらしている。中でも、Onyxcoin(XCN)とSolaxy(SOLX)は、それぞれ異なる理由で注目を集めている。XCNは、2026年にローンチ予定の新しいレイヤー1ブロックチェーン「GOATH」との関連で話題となっており、SOLXはSolana(ソラナ)の効率性向上を目的としたレイヤー2スケーリングソリューションである。どちらも成長の可能性を秘めているが、今回はAIにより、どちらがより有望な投資先かを検証した。
Onyxcoin(XCN)の価格見通し
Onyxcoinの現在価格は0.01207ドル(約1.8円)で、1.21%の日次上昇を示している。また、取引量も20.52%増加している。XCNは、2026年にローンチが予定されているレイヤー1ブロックチェーン「GOATH」との関連から注目を集めているアルトコインの一つだ。一部のトレーダーは、XCNの現在の立ち位置を初期段階のStellar(XLM)になぞらえ、将来的な決済手段としての代替候補と見ている。
テクニカル分析では、0.0117ドル(約1.7円)に局所的なサポートが確認されており、市場の勢い次第では価格が上昇する可能性がある。AIによる予測では、2025年末までにXCNの価格は0.015ドル(約2.2円)から0.04ドル(約5.9円)の範囲で推移する見込みだ。さらに、GOATHのメインネットが2026年に無事ローンチすれば、価格は0.06ドル(約8.9円)から0.12ドル(約17.8円)に上昇する可能性があり、普及が進めば長期的には0.25ドル(約37円)まで上昇するとの見方もある。
一方で、XCNはXRPやStellarなど既存のネットワークとの競争が激しく、成長には課題も多い。長期的な期待値は高いものの、開発ロードマップが2025年以降まで延びていることから、本格的な価格上昇には時間がかかると考えられる。
Solaxy(SOLX)とその成長可能性
Solaxyのプレセール価格は0.001668ドル(約0.25円)で、すでに2,700万ドル(約40億5,000万円)以上を調達している。Solaxyは、Solanaのスケーラビリティ(拡張性)を向上させるレイヤー2ソリューションであり、Ethereum(イーサリアム)との接続も可能だ。これにより、ネットワークの混雑を緩和し、手数料の低減に貢献している。
これまでPolygon(ポリゴン)やArbitrum(アービトラム)といった他のレイヤー2プロジェクトは、スケーラビリティ改善によって人気を集めてきた。Solaxyも同様の軌跡をたどれば、ローンチ後に急速に注目を集める可能性がある。AIの予測では、2025年末までにSOLXは0.025ドル(約3.7円)から0.045ドル(約6.7円)に、2026年から2028年にかけては0.08ドル(約11.8円)から0.15ドル(約22.2円)まで上昇する可能性がある。さらに、2030年までにSolanaとEthereum両方のエコシステムに深く統合されれば、0.50ドル(約74円)に達する可能性もある。
プレセールの好調さや技術的な強みから、SolaxyはSolanaにとって重要なレイヤー2ソリューションとなる可能性が高く、今後の導入や利用が進むとみられている。
XCNはGOATHとの長期的な関連で将来的な可能性を秘めているが、その普及には時間がかかる見通しだ。一方、SolaxyはSolanaのスケーラビリティ問題を解決し、Ethereumとの相互運用性を高めるという明確で即効性のあるユースケースを持つ。
XCNに対する市場の関心も高まっており、トレーダーのCJ・ベネット氏による価格分析や、OnyxDAOによる高速な引き出し機能の紹介などがX(旧Twitter)で話題になっている。一方、Solaxyはプレセールの勢いとレイヤー2の利点から、短期および中期でより有望な投資先と見られている。
ユーティリティ性、強力なプレセール、そして早期成長の可能性を考慮すると、現時点ではSolaxy(SOLX)の方が有力な選択肢と言えるだろう。
Solaxyとは何か
Solaxyは、トランザクション(取引)をオフチェーン(ブロックチェーン外)で処理し、その後Solanaのメインネットで最終的に確定させる仕組みだ。これにより、取引はより迅速かつ低コストで実行される。
Solanaネットワークが混雑すると、処理速度が遅くなり、手数料が高騰する傾向があるが、Solaxyはトランザクションを一度別処理することでこの問題を解決している。また、SolanaとEthereum間のブリッジ機能も備えており、ユーザーは両ネットワーク間をスムーズに移動できる。
さらに、Solaxyは複数のトランザクションをまとめて処理することで、効率化を実現している。最終的な確定はSolanaのメインネット上で行われるため、セキュリティ面も担保されている。なお、Coinsult(コインサルト)による監査では、セキュリティ上の問題は発見されなかった。
仕組み自体はシンプルで、ユーザーがSolaxy上でトランザクションを実行すると、まず「シーケンサー」と呼ばれるシステムに送られる。このシーケンサーは、数百件のトランザクションをまとめ、それをSolanaのメインネットに送信する役割を担う。
その後、Solanaのバリデーター(検証者)によってトランザクションの正当性が確認される。このプロセスは数秒ごとに繰り返されるため、待ち時間は最小限に抑えられている。
シーケンサーは、すべての取引の順序を管理し、迅速な処理を支える重要な存在だ。Solaxyは、こうしたオフチェーン処理を通じて、Solanaのパフォーマンス向上を目指している。
